どんな人のためですか?
この商品は非売品です。 本製品は研究用です。詳細については、 CogniFit Research Platformを参照してください
マルチデバイス
算数障害のリスク指標を評価・検出するためのバッテリーについての説明
算数障害のリスク指標を評価・検出するためのバッテリーについての説明
- 算数障害のリスク指標を評価する
- 7歳以下の子ども、若者、大人のため
- テスト時間は約30~40分かかります
- 評価の信頼性分析 - 英語のみ ダウンロード
CogniFit の計算力障害の患者のための認知評価(CAB-DC)は、計算力障害で影響を受けた認知過程における症状、特徴、機能障害の存在を迅速かつ正確に検出し、評価することを目的とした、検査とタスクから構成された主要な専門ツールです。
この最先端のオンライン計算力障害テストは、完全な認知スクリーニング、強みと弱みの把握、計算力障害のリスク指標評価を可能にする科学的リソースです。このテストは、7歳以上の子どもや若者、大人を対象としています。どの個人ユーザーも専門家ユーザーも、この神経心理評価バッテリーを問題なく利用できます。
結果レポートは、30~40分程度かかるテスト終了後に自動的に表示されます。
この学習障害は、数学的計算に関する言語能力に影響を与える重要かつ持続的な障害です。病歴や様々な評価、特に神経心理評価は、依然として、計算力障害を診断するための最も有効なツールです。CogniFitは直接計算力障害の医療診断は提供しないことに注意してください。この計算力障害検査は、臨床面接の代替ではありませんので、専門的な診断の補助として使用することをおすすめします。
算数障害の評価のためのデジタルプロトコル(CAB-DC)
算数障害の評価のためのデジタルプロトコル(CAB-DC)
計算力障害を検出するこの完全認知評価は、質問票と神経心理学的検査の完全バッテリーで構成されています。テスト時間は約30〜40分です。
計算力障害のリスクがある人は、その年齢の症状や臨床的徴候を評価する最初の質問票に回答し、その後、簡単なコンピューターゲームの形で提示される一連のエクササイズとタスクを実行する必要があります。
質問票の診断基準
主な診断基準や兆候、症状を検出することを目的とした簡単な質問が示されます。質問表は、年齢によって算数障害のリスクをスクリーニングする意味も持っています。
神経心理学的要素と認知プロフィール
この障害の科学的文献で特定された主な神経心理学的要因を評価することを目的としたタスクのバッテリーで続けます。とりわけ、実行機能の指標に対応します。ユーザーの年齢のための尺度とテストを使用します。
完全結果レポート
算数障害テスト終了後、障害(低、中、高)のリスク指標、および症状や兆候、認知プロフィール、結果分析、おすすめやガイドラインについて書かれた詳細な完全結果レポートを見ることができます。結果は、専門家が更なる検査を行えたり、ケースについて詳しく研究できたりするようにサポートするためのベースとなる貴重な情報を提供します。
心理測定結果
心理測定結果
計算力障害の患者のための認知評価(CAB-DC)は特許を取得したアルゴリズムと人工知能(AI)のテクノロジーを使用して、1000を超える変数を分析し、非常に満足のいく心理測定結果で計算力障害のリスクがあるかどうかを通知します。
神経心理学レポートの認知プロフィールは、高い信頼性と一貫性、安定性があります。クロンバックのアルファ係数などの横断的な研究設計を参考にしており、約.9の値に達しました。テスト‐再テスト信頼性では、1に近い値が得られ、高い信頼性と精度が得られました。
検証表を確認する誰のためにつくられていますか?
誰のためにつくられていますか?
計算力障害の患者のための認知評価(CAB-DC)は、計算力障害が疑われる7歳以上の子どもや大人に適用できます。
すべての個人ユーザーとプロのユーザーが、この神経心理評価バッテリーを問題なく利用できます。この臨床プログラムを使用するのに、神経科学や情報科学に関する知識を持つ必要はありません。このプログラムは特に以下の人を対象にしています:
個人ユーザー
私の脳の状態と強みまたは弱みを知る
医療専門家
正確に患者を評価し、結果の完全レポートを提供します
学校や教育関係者
算数障害のリスクがある生徒を検出します。学校での留年や社会問題の防止に役立ちます。
ご家族、介護者、個人
愛する人がADHDのリスクを示すかどうかを確認する
研究者
研究参加者の認知能力を測定する
メリット
メリット
算数障害によって影響を受ける認知プロセスの症状、弱点、強さ、特徴および機能不全を迅速かつ正確に評価するために科学的方法論に基づくこのコンピューターサポートを使用すると、様々なメリットがあります。
専門ツール
計算力障害の患者のための認知評価 (CAB-DC) は、神経心理学や学習障害の専門家によって作られた専門リソースです。認知テストは特許を取得しています。この最先端のツールは、世界中の科学界、学校、大学、家族、協会、財団、医療センターで利用されています。
管理しやすい
すべての個人・プロのユーザー(医療専門家・家族など)もこの神経心理評価バッテリーを問題なく利用できます。 この臨床プログラムを使用するには、神経科学や情報科学に関する知識を持つ必要はありません。このテストと体系のインタラクティブなフォーマットは迅速かつ効果的です。
簡単な使用
すべての臨床タスクは完全に自動化された方法で行われます。タスクに簡単にアクセスして楽しむために、楽しいインタラクティブなゲームで開発されており、簡単に理解できます。
詳細な結果レポート
計算力障害の患者のための認知評価(CAB-DC)は、有効な完全結果分析システムで構築されているため、迅速かつ正確なフィードバックを提供することができます。 臨床症状、強み、弱み、リスク指標を認識するための情報を提供します。
分析と推奨事項
この有望なソフトウェアは、数千もの変数を分析することができ、劣化の種類とそれぞれのニーズに合わせて具体的な推奨事項を提供します。
どんな時にこの算数障害テストを使うことがおすすめされますか?
どんな時にこの算数障害テストを使うことがおすすめされますか?
この評価バッテリーでは、7歳以上の子どもや大人の計算を苦しむ学習の困難を示すリスクを信頼性を以て検出することが可能です。
計算力障害のリスクがあると思われる場合は、できるだけ早くこの評価を行うことをおすすめします。早期発見により、発達における困難を最小限に抑え、各プロファイルに適合した介入プログラムを適用することができます。
この評価バッテリーは、大人におけるリスク指標の認識も可能です。 現在、一生に通じて計算力障害を患っていたけれども、その機能障害について知らなかった大人が多くいます。たとえ普通の知的能力を持っていていて、あるいは平均以上であったとしても、不器用で頭の悪い学生とみなされていた可能性が高いです。早期発見されておらず、ニーズに合ったツールを使っていないために、職場、社会環境または感情領域で問題を引き起こす可能性があります。
以下に示すいくつかの症状は、最も深刻な計算力障害の症状です:
計算障害
算数障害を持つ人は、数学的言語を正しく処理することが困難です。足し算、引き算、かけ算、割り算などの計算処理を行うことに苦労します。
数学記号を認識することが困難
算数障害の人は、 「+」や 「 -」などの数字・数学記号を混同し、正しく使用することができない可能性があります。
順序通りに処理することが困難
水平方向に合計が表示されているときに、水平・垂直方向に正順させるのが困難になります。かけ算や割り算などの計算では、得られた結果を変更する際に数字の配列を正しく位置させるのに問題が発生することがあります。
数学問題の定義を理解することが困難
その定義を支持するによって様々なデータを念頭に置いたり、問題解決を妨げたり、数学的表現をすることさえ困難になる可能性があります。多くの場合、概念に関する問題もあり、関連するデータと2次データを区別することが困難であることがあります。
一般的な症状で現れる困難
純粋な数学問題に加えて、計算力障害の人は、方向感覚にも影響を受けるため、時間の認識して伝えるのを間違えたり、頻繁に迷子になったりします。
V2_ASSESS_Test_discalculia_CASES_SINT_1_6
V2_ASSESS_Test_discalculia_CASES_SINT_1_6_A
質問表の診断基準の説明
質問表の診断基準の説明
計算力障害は、一連の症状および臨床徴候を特徴とします。これらの指標は、この障害の存在を疑うものでもあります。したがって、計算力障害の患者のための認知評価(CAB-DC)の第一段階は、主要な診断基準、各年齢層に適切な経度の徴候および症状に適応するスクリーニング検査を伴う質問票から構成されています。
ここに提示された質問は、診断マニュアル、臨床アンケートまたは評価測定に見られるものと同様ですが、実際に誰にでも簡単に理解して回答できるように単純化されています。
教育者でも、または評価を担う専門家でも、簡単に回答できる項目で構成されています。質問表には、以下の領域に関する質問が含まれています:数学的言語(数学記号、その意味とその表現の理解)、数学的推論(数値的思考、論理問題の解決など)、社会関係(算数障害から生じるストレスや社会的不安)、学習と発達(ディスレクシアは家族や発達に関する様々な要因に関連しています)。
評価担当の専門家でも、または算数障害検査を行う人でも、簡単に回答できる項目で構成されています。数学的言語(数学記号、その意味とその表現の理解)、数学的推論(数値的思考、論理問題の解決など)、学歴(ディスレクシアと留年・落第の関連による)、社会労働環境(日常生活で計算に関する困難がある)。
算数障害に関する神経心理学的要因を評価するためのバッテリーについての説明
算数障害に関する神経心理学的要因を評価するためのバッテリーについての説明
いくつかの認知能力の変化は計算力障害の指標となり得ます。認知能力の一般的なプロフィールは、計算力障害による認知の変化の範囲がどれほど強いかを示すことができます。学歴や社会的な感情の分野における計算上の問題は、多様な認知能力の欠如によってもたらされる可能性があります。これらは、計算力障害テスト(CAB-DC)で評価される領域および認知能力です。
注意力
注意を妨げるものをフィルタリングし、関連情報に集中する能力。優れている
8.1%平均以上
集中的注意と算数障害。集中的注意は、注意の持続時間に関係なく、例えば、授業中の刺激に注意を向けたり、話の中に出てきたいくつかの記号などの物体の刺激に焦点を当てる能力です。注意散漫になると、重要な情報が失われ、数学的計算が難しくなったり、情報の混乱したりする可能性があります。
716あなたのスコア
400年齢の平均
抑制または抑制制御は、衝動(または自動)応答を抑制または制御し、注意力と推論によって媒介される反応を生成する能力として定義することができます。抑制は、数学的スキルに関連する認知能力の一つとしていくつかの研究で説明されていますが、同様に抑制が不十分であることが計算力障害と関連しています。
535あなたのスコア
400年齢の平均
記憶力
新しい情報を保持または処理し、過去の思い出を回復する能力。優れている
7.9%平均以上
短期音韻記憶とは、私たちが環境から受け取った音韻情報を短期的に保持するための感覚的な記憶のコンポーネントです。数学的能力には、音韻ループと音韻中央執行部(短期音韻記憶と密接に関連する認知メカニズム)が必須の役割を果たしています。
709あなたのスコア
400年齢の平均
ワーキングメモリと算数障害。ワーキングメモリに変化がある場合は、算数障害の重大な指標になることに留意することが重要です。ワーキングメモリは、言語理解、学習および推定のような複雑な認知課題に必要な情報を保存し、操作する能力です。ワーキングメモリーの欠乏は、単純な話も複雑な話も行うことが困難になる可能性があることを意味します。
569あなたのスコア
400年齢の平均
調整能力
正確で順序付けられた動きを効率的に実行する能力。優れている
8.2%平均以上
反応時間と算数障害。反応時間とは、何かを知覚してからその刺激に答えるまでの時間を指します。算数障害を患う人は、すばやくスムーズに計算するのが困難になります。
506あなたのスコア
400年齢の平均
知覚
周囲環境の刺激を解釈する能力。優れている
8.0%平均以上
空間認識とは、私達を取り巻く空間の環境との関係性や自分自身を意識する能力のことです。数と計算には強い空間的要素があり、それらは正しく学習、使用、操作するために不可欠です。
641あなたのスコア
400年齢の平均
論法力
取得された情報を効率的に精緻化(順序づけ、関連付ける)する能力。優れている
8.3%平均以上
処理速度と算数障害。処理速度は、人がメンタルタスクを実行するのに必要な時間です。処理速度の変化がある人は、問題を理解して、数学計算を行うのに時間がかかります。聴覚的・言語的処理が遅いと、数字、文字、単語およびフレーズの解読に問題を引き起こす可能性があります。
715あなたのスコア
400年齢の平均
言語力
口頭情報(話し言葉、書き言葉)を理解し、表現する能力。優れている
8.3%平均以上
呼称能力とディスレクシア。呼称能力は、ある概念に名前を付けるために私たちの語彙機能にアクセスする能力です。呼称能力に変化があると、数学的言語を扱うときに困難を引き起こす可能性があります。
584あなたのスコア
400年齢の平均
含まれる評価タスク
当社のデジタル認知評価
CogniFit デジタル テストは、認知の特定の領域を測定するように設計されており、研究デザインと母集団の固有の要件に基づいてカスタマイズされたバッテリーを形成するためにグループ化されています。以下の詳細とデモを調べて、さまざまなテストと、それらが研究の固有のニーズをどのようにサポートできるかについて学びましょう。
加速度テストREST-HECOORは、NEPSY評価バッテリーの従来のFinger Tapping Test(Korkmanら、1998)からヒントを得たものです。テストを受ける人は、画面上の決められた領域をマウスで、タッチスクリーン端末を使用している場合は指で、10秒間できるだけ速く何度もタップしなければなりません。データは、決められた時間内のクリック数、決められたエリア内でのクリック数、決められたエリア外でのクリック数として収集されます。
解像度テストREST-SPER は、Go/No Go タスク(Gordon &; Caramazza, 1982), 継続的パフォ-マンステスト(Conners, 1989; Epstein et al., 2001)と 精神運動サ-べランスタスク(Dinges &; Powell, 1985)の従来のパラダイムからヒントを得たものです。テストを実行する人は、画面に表示される円を素早くクリックし、六角形が表示されても無視しなければなりません。タスクには、円だけのものが16項目、円と六角形のものが8項目あります。各項目について、応答時間、応答精度、ターゲットの中心までのカーソルの距離のデータを収集します。
集中力テストVISMEM-PLANはCorsi block-tapping test (Corsi, 1972; Kessels et al., 2000; Wechsler, 1945)がベースになっています。タスクの最初の部分では、一定の円の集合の中で、いくつかの円が照らされます。テストを受ける人は、どの円が点灯したかを記憶し、正しい順序で再現しなければなりません。タスクの後半では、ユーザーが情報を保持する時間を長くするため、1画面目と2画面目の間に4秒の遅れが加えられています。
デコーディングテストVIPER-NAMは、ボストンの呼称 テスト(Kaplan et al, 1983) とボキャブラリ-テストWAIS-III(Wechsler, 1997) にヒントを得て作成されました。テストを受ける人は、画面に表示された4文字の中から、提示されたオブジェクトの名前の最初の文字をクリックしなければなりません。例えば、「MANZANAリンゴ 」の絵の場合、試験官は「M」の文字をクリックしなければなりませんが、画面に表示される3つの不正解(C、P、A)はクリックしてはいけません。
識別テストCOM-NAMは、Boston呼称テスト(Kaplan et al., 1983) とWAIS-III 言葉テスト(Wechsler, 1997) をベースにしています。表示された対象物について、検査官は、1)オブジェクトがタスクで初めて提示された、2)そのオブジェクトが前回登場したときに大きな声で読み上げられた、3)そのオブジェクトが前回登場したときに絵として提示された、の3つの可能性から選択しなければなりません。
シ-ケンステストWOM-A SMは、WAIS-III(Wechsler, 1997)の直接・間接数字の従来のテストをベースにしている。一桁ずつ表示される長い数字列を記憶し、再現することが要求されます。タスクは、2つの数字の並びから始まります。
同等テストINH-RESTは、従来のStroopテスト(Stroop, 1935)をベースにしています。参加者は、画面上の色の名前が対応する色で印刷されている場合のみスペースバー(ゴー)を押し、文字の色が印刷された色の名前と一致しない場合は、クリックしない(ノーゴー)でください。
認識テストWOM-RESTは、従来の記号探索テスト(WAIS)(Wechsler, 1997)、Wisconsinカードソーティングテスト(WCST)(Heaton, 1981)、Raven の累進マトリックステスト(Raven, 1936)に基づいています。このタスクでは、3つの物体の列が画面の中央に提示されます。受験者はこれらの刺激を第1のスクリーンで記憶し、第2のスクリーンで4つのトリオの並びの中から認識しなければなりません。正解数は正解率を計算するために考慮されます。